スタッフコラム

【ボイトレ】高い声を出す為の3つのポイント

2021年01月25日

 

カラオケで歌ってみたい曲があるけど、明らかに音域が高い。
 
地声が低くすぎて歌に自信がない。
 
最近流行りのJ-POPを聞くとどれもこれも高音域のメロディばかりで思わず溜め息が出てしまう事でしょう。
 
しかし諦めるのはまだ時期尚早です。 正しいトレーニングさえ行えば少しずつ高い声を出す事が可能になります。
 
今回はその方法について解説していきたいと思います。
 
1:高い声を出す事は本当に可能か?
 
自信がない人からすれば、トレーニング次第で〝高い声が出るようになる〟等にわかに信じ難いでしょう。
 
結論から言えば 〝高い声〟を出す事は可能です。但し、十人十色という言葉があるように人それぞれ高い声の 〝限界点〟も異なります。
 
従って 〝現状よりも高い声が出せるようになる〟と言い換えた方が正解でしょう。
 
私達は普通に生活を送る上で正しい発声を行う教育は受けていません。ですので、最初から〝完璧な発声〟が出来ている人は存在しないのです。
 
しかし、発声方法が分からない状態で闇雲に練習していても、本来持ち合わせているポテンシャルを引き出せず結果には繋がりません。
 
〝正しい方法でトレーニングを行う事でポテンシャルを引き出す〟というマインドが根底として必要です。
 
2:高い声を出せない3つの理由
 
トレーニング次第で改善できる事が分かったところで、普段から発声のトレーニングを行っていない人が何故高い声を出す事が出来ないのかという点について解説します。
 
勿論要因は様々ありますが、今回は 手短に見直せる範囲に焦点を当てて見ていきたいと思います。
 
2-1:喉を閉め過ぎてしまう。
 
カラオケで無理矢理高い声を出そうとして 〝声が枯れてしまった〟経験のある人は多いのではないでしょうか。
 
無理に高い声を出そうと 声帯が必要以上に閉まり、高音を出す事がより難しい状態になってしまうのです。
 
また、声のボリュームを上げる、所謂大きな声で歌うと一時的に高い声が出せる場合もありますが、これも 喉を傷める原因となってしまう為注意が必要です。
 
2-2:歌う時の姿勢
 
歌唱と体の姿勢は密接な関係にあると言って良いでしょう。
 
普段から猫背になってしまっている人や腰が反った状態で歌っている人は要注意です。
 
このような姿勢で歌うと、
 
・呼吸を行う際の肺本来の動きの阻害
・腹筋の状態不安定
 
等の問題が生じ、高い声が出しずらい状態になってしまいます。
 
「姿勢は大事」と言いますが、歌に於いても基礎を担う要素になります。
 
2-3:あごの位置
 
あごを上に向けて歌う姿はパフォーマンスとして画になる光景ですが、あごの位置も歌唱に於いて重要な要素の一つです。
 
高い声を出そうとしてあごを前に突き出すようにして歌う人を見た事はないでしょうか?
 
一見すると、高い声が出やすくなりそうですが、あごが上を向いていると 首が緊張して喉が閉まった状態になってしまいます。
 
結果的には声が出しずらい状態になってしまうのです。
 
3:高い声を出す為の3つのポイント
 
ここまで読んで分かるように、発声トレーニングの心得のない人が無理に高い声を出そうとすると〝余計に〟高い声が出しずらくなってしまう。
 
出しずらいだけならまだしも、喉を傷めてしまう原因にもなります。
 
喉を傷めない為にも正しい方法でトレーニングを行う必要があると言えるでしょう。
 
冒頭でも述べているように、「高い声を出したい」という目標を達成させる上で考えなければいけないのは、〝ポテンシャルを引き出す〟つまり〝声域を広げる〟という事にあります。
 
声域を広げる為に必要な要素は3つ。
 
・息の量
・声帯を閉じる力
・声の響き
 
但し、これら3つを全力投球で行う事は先の章でもあるように逆効果になってしまいます。 重要なのはこれら3つの〝バランス〟であり、人それぞれの器にあったバランスを見極めてトレーニングを行う必要があります。
 
3-1:息の量
 
腹式呼吸というワードを耳にした事があるでしょう。
 
腹式呼吸は 肺の下部を使い呼吸する事を指します。
 
体に入ってしまう余分な力を抜く事で 歌声のコントロールや高音やロングトーンを安定させる際に役立ちます。
 
但し、腹式呼吸は就寝時やリラックス時等の無意識な状態で行われており、普段の生活で行うには意識的にならなければいけません。
 
一定量の息を狙って出せるようになるには相応の練習が必要となるでしょう。
 
反対に胸式呼吸は私達が生活する上で自然に行っている呼吸法です。
 
こちらは腹式呼吸とは異なり、肩肺上部で呼吸を行う事によって胸等に余分な力が入り、歌唱時の体力を奪ってしまうというリスクがあります。
 
3-2:声帯を閉じる力
 
息の量が多すぎると、声帯の振動の妨げとなり高い声が出しずらくなります。
 
そこで、 声帯を適度に閉じ放出する息を加圧する事で、自然に息の量を少量に抑える事が重要です。
 
3-3:声の響き
 
声の高低を感じ取る要因は声質上の響きによる影響だったりします。
 
特に男性の場合だと、女性に比べて声が〝太い〟です。
 
オペラ歌手をイメージすると良いでしょう。実際には想像以上に高い音域で歌っていても聴覚上それ程高いように聞こえませんよね。
 
このように、声質上の響きが音の高低に影響している事から、高い声を出す上で自身の声が高く聞こえる声の響きを模索する必要があります。
 
4:独学で練習するよりもボイトレに通おう。
 
現代ではインターネット上で多くの情報を〝短時間〟で手に入れる事が出来ます。
 
ほんの10数年前まででは考えられなかった事ですが、「歌」に関する知識もブログ記事やYoutube上の解説動画で手軽に知る事が出来る時代です。
 
しかしながら、「歌」という分野に於ける独学は大きなリスクなり得ると言えるでしょう。
 
他の娯楽やカテゴリーとは異なり、「歌」は〝声〟(声帯)を使いますよね。
 
「高音が出せない」症状や条件は人それぞれであり、インターネット上に転がっている情報の全てが「正しい」とされるものではありません。
 
ちょっとした語弊や違いが〝上達の妨げ〟や〝喉を傷める〟事に繋がってしまえば本末転倒です。
 
あなたに合った正しい処方箋をもらい、より手っ取り早く自分の理想に近づくにはボイストレーニングに通う事が最大の近道と言えるでしょう。
 

 


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