スタッフコラム

正しいギターストロークを覚えよう!

2021年02月25日

 

ギターの基本は ストロークにあります。
 
故に間違った方法での演奏に慣れてしまうと後から強制する事が難しくなってしまいます。
 
今回は、初めてギターを弾く人に向け、正しいギターストロークについて解説していきたいと思います。
 
1:ストロークとは
 
ストローク(Stroke)は「打つ」「打撃」等の意味を持ち、ギターに関わらず水泳やテニスなど様々な分野で用いられる用語です。
 
ギターの世界で言う〝ストローク〟は 右手に持つピックで弦を弾く事を指します。
 
・上から下にピックを振り下ろす動作をダウンストローク
・反対に下から上に振り上げる動作をアップストローク
 
このように言います。
 
ダウンストロークとアップストロークを組み合わせる事であの「ジャカジャカ」というギターの演奏を行う事が出来ます。
 
2:初心者がやってしまいがちな間違ったストローク
 
2-1:ピックの持ち方と角度
 
まず注意したいのは ピックの持ち方ストロークを行う際の角度です。
 
ピックを長く持っていたり、本来と違う持ち方だったりするとピックが弦に引っかかってしまう事があります。
 
また、ピックを弦に当てる角度が弦の並ぶ方向に対して垂直だと、これも引っかかってしまう原因になります。
 
ストロークを行う際、ピックを斜めから弦に当てる事で弦に引っかかってしまう状態を回避します。
 
但し、斜めの状態でそのまま6弦~1弦と弾いても後に続くアップストロークを行う時にスムーズな動作が出来ません。
 
ほうきで掃き掃除をしている場面をイメージすると良いでしょう。
 
ほうきを使う掃き掃除は斜め~逆方向斜めという動作を行いますよね。
 
ダウンストロークからアップストロークに動作が移る時にピックの方向を逆転させる必要があるので、6弦~1弦に進む間で手首を逆斜めの方向に構えるようにします。アップストロークからダウンストロークに動作が移る時も同様です。
 
2-2:肘や手首の使い方
 
肘や手首がロボットのように硬い動きをしている人は要注意です。
 
ストロークは出来るだけ柔らかく弾く事が理想。
 
2-1で説明したように弦に引っかかってしまったり、リズムキープの妨げになる可能性があるので可能な限り早い段階で矯正したいところです。
 
3:正しいストロークについて
 
前章の説明でも分かるように、ギターのストロークに於いて重要な事は「 脱力」です。
 
しかし、一口に脱力と言っても、ギターを弾いている時に一々「今の自分の状態が力が抜けている」と判断する事は難しいでしょう。
 
よくギターの脱力として用いられる例に
 
手洗い後の水切りの動作
 
があります。
 
トイレなどで手を洗った後、手についた水を払う事があるでしょう。
 
この時の状態が、ギターのストロークを行っている時の脱力の動作に最も近いと言われています。
 
考えてみれば、確かに手をブラブラさせて力が抜けているように思えますよね。
 
手の脱力のポイントは手首と腕が独立して動いているかというところで判断する事が出来ます。
 
手の水気を払う時、手首をブラブラさせる事で手首の動きに釣られて腕が動きます。
 
この動きは手に力が入っていると発生する事はありません。
 
手の脱力のダメな例として持ち出されるのが、 団扇を仰ぐ動作です。
 
団扇を仰ぐ時、水切りの動作とは違って手首と腕が同時に動きますよね。
 
これが手に力がかかっている状態でギターストロークを行う違際に引きずらくなってしまう例の典型です。
 
4:ストロークの応用
 
脱力のポイントが掴めてきた。
 
ある程度余裕を持ってしっかりとストロークが出来るようになったら次のステップへと進む合図です。
 
本章ではストロークを応用したテクニックについて紹介していきたいと思います。
 
4-1:ブラッシング
 
ブラッシングは 左手をミュートさせた状態でストロークする奏法です。
 
基本的にはミュートさせる奏法なので音階的な使用は出来ませんが、間奏やビート感を際立たせたい時に用いると楽曲全体のイメージがより洗練されたものになります。
 
4-2:カッティング
 
カッティングはブラッシングの応用と言えるテクニックです。
 
左手だけをミュートさせるのがブラッシングでしたが、 カッティングは右手もミュートさせます
 
そして更に難しいのが、通常のストロークを混ぜて、より複雑なフレーズが登場します。
 
リズムとキレのみでなく、ミュートさせる時とそうでない時の切り替えと音鳴りを常に気にしておく必要があると言えるでしょう。
 
しかし、極めると一気にフレーズのレパートリーが増える上、何よりも弾けるととてもカッコ良いです。
 
近年ではカッティングが映える楽曲も多いので、習得をお進めしたいテクニックの一つです。
 
5:まとめ
 
いかがでしたでしょうか?
 
ストロークはなかなか教則本でも詳しく紹介されていなかったりします。
 
基本中の基本が故に、間違えた解釈で体に染みついてしまうと矯正に時間が掛かってしまいます。
 
紹介した内容を基にギター初心者の壁を越えて行って下さい。

 


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