スタッフコラム

ギターソロを弾いてみよう

2021年04月21日

 

あなたの憧れのギタリストは誰ですか?
 
テレビやYoutubeの動画等で見るスーパーギタリスト達の「ギターソロ」に魅力を感じる人は非常に多いと思います。
 
ギターソロ弾いてみたいけど難しそう…。
 
このように思う人の為にギターソロを弾くためのポイントについて解説していきたと思います。
 
1:ギターソロについて
 
最近では音楽ジャンルの多様化につき、様々なジャンルの楽曲でギターソロを聞くようになりました。
 
ロックは勿論、ポップスやジャズ、歌謡曲やEDM等それぞれの楽曲に自然に収まる形でギターソロが登場します。
 
一口にギターソロと言えど奥は深いです。
 
日々新たな奏法が生み出され、速弾きやカッティング、指弾き等多様なテクニックを駆使し楽曲の間奏部を彩っているのです。
 
楽曲全体で見れば一瞬の輝きに見えますが、ギタリストの身からすれば主人公の座を奪う重要なステージ。ここに命を懸けて取り組むプレイヤーも多いのです。
 
そんなギターソロをこれから練習してみたいと思う人は〝何を練習したら良いのか〟戸惑う事でしょう。
 
ギターソロによくあるもので、大きく分けて4つのタイプがあります。
 
1-1:王道系
 
ロックバンドには特に多い系統です。
 
往年のロックやブルースを彷彿とさせる ペンタトニック等のフレーズが主体となっているギターソロで、特徴としてはテクニック的な難易度は比較的に低いですが、チョーキングのニュアンスやリズムのタメが難しく感じるアプローチです。
 
1-2:速弾き系
 
比較する4タイプの中で最も難易度が高いと言えるでしょう。
 
速弾きと一口に言っても使われるテクニックは実に様々で、レガートやフルピッキング、タッピングやスウィープピッキング等 一朝一夕での習得が困難な奏法ばかりです。
 
勿論弾けるとカッコいいのですが、初心者には心が折れてしまう内容なので最初は避けるが吉。
 
ある程度ギターに慣れてきてから挑戦してみましょう。
 
1-3:カッティング系
 
カッティングはバッキング(主に歌が主体のセクションで演奏されるパート)でも演奏される奏法ですがギターソロとして弾いても抜群のカッコ良さを発揮します。
 
王道系や速弾き系との相違点は、フレーズのメロディー感というよりはリズムや グルーブのインパクトを重視したものが多いという点です。
 
それに伴い、リズム感にフォーカスを当てた練習が必要となります。
 
1-4:エフェクト系
 
テクニック的にはシンプルなものですが、その代わり多様なエフェクターを駆使する事でノイジーな質感のフレーズを演奏します。
 
著名なもので言えばファズが挙がりますが、昨今では様々なエフェクターが開発されており、音程を変更するピッチシフターやディレイやリバーブ等の空間の奥行を操作するもの等、蓋を開けると非常に奥が深いです。
 
2:スケールを理解しよう。
 
スケールとは音階を指します。
 
ドレミファソラシ
 
耳馴染みの良いフレーズかと思いますが、この音階の羅列はキー(調)の規則性に乗っ取って並べられています。
 
キーは楽曲を構成する上での基盤にあるルールのようなものです。
 


本来ある音階の数は12個。
 
しかし、1つのキーの中で使用出来る音階は7個と決められています。
 
因みに、
 
ドレミファソラシ
 
これはCメジャーキーの中で使用出来る7個の音階です。
 
どのように12個の音階の中から7つを選定するのかというと、答えは音階の並べ方にあります。
 
先に説明したように音階は全音と半音(#)を含めた12個が存在しています。
 
ド ド#(レ♭) レ レ#(ミ♭) ミ ファ ファ#(ソ♭) ソ ソ#(ラ♭) ラ ラ#(シ♭) シ
 
この12個の中から7つの音を選び“どう並べるか”によって音階の響きが決定されます。
 


全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音
   
全音=音2つ分進む
 
半音=音1つ分進む
 
 
ド ド# レ レ# ミ ファ ファ# ソ ソ# ラ ラ# シ ド
 →① →②
 
Cメジャースケールの出発点は「ド」です。つまり「ド」がスケールの1音目にあたります。
1音目は全音進まなければいけません。
ドから出発して2つ分音を進めると「レ」に辿り着きますね。
 
レ レ# ミ ファ ファ# ソ ソ# ラ ラ# シ ド
 →① →②
 
続く2音目も全音進みます。
「レ」から2つ分音が進むと「ミ」に辿り着きます。
 
ミ ファ ファ# ソ ソ# ラ ラ# シ ド
 →①
 
次は半音で1つだけ音を進めます。
ミ#は存在しないので、「ミ」から1つ音を進めると「ファ」に辿り着きます。
 
このように音を進めていった結果出来上がったのが
 
Cメジャースケール
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
 
というわけです。
 
これがDメジャースケール(レから始まるメジャースケール)の場合だと、



レ ミ ファ# ソ ラ シ ド# レ
 
このようになります。
 
ギターソロを弾く上ではスケールを理解するかどうかでフレーズのボキャブラリーや解釈が雲泥の差です。
 
ここで説明したのは飽くまでもメジャースケールというごく一部のもの。スケールは音の並び方によって多種多様ありますので是非調べてみてください。
 
3:ギターソロを演奏する上での注意点
 
ギターソロを演奏する上でスケールの存在が密接なものと理解してもらえたと思います。
 
理論の他に、実際の演奏の場でも注意すべき点がいくつかあります。
 
3-1:バッキングとギターソロでは音量と音色が違う。
 
ギタリストは一曲の中でバッキングとリード&ソロのパートを兼ねて演奏する機会が多いかと思います。
 
バッキングでは和音を弾き、リードやソロでは単音を弾く事が殆どで、和音と単音とでは求められる音量や音色が大きく異なります。
 
バッキングでは歌や他パートとの兼ね合いもありますので、ギターソロのように「俺が主人公だ」と言わんばかりの音量を出していたらボーカルの歌が目立たず微妙なバランスになってしまいますよね。
 
逆に、ギターソロでは音抜けの良い音色が求められるのでバッキングの音色のままだと目立てなくなってしまいます。
 
バッキングとリード&ソロを上手く弾き分けるためには、ブースターやボリュームペダル等の音量や音色をコントロールするエフェクターを使用するのが一般的です。
 
3-2:ドヤ顔が大事!
 
最後にギターソロを演奏する上で忘れてはいけなのがプレイヤーの表情です。
 
憧れのギタリストを今一度思い浮かべて下さい。
 
その全てと言わずとも、殆どのギタリストはドヤ顔でギターを演奏していますよね。
 
ライブでは演奏の質だけではなく、見た目という要素もカッコよさの調味料となります。
 
つまらなそうに弾いている人よりも、表情豊かに演奏している方がカッコよく見えるというのはいつの時代の価値観でも共感出来ます。
 
ライブで演奏する機会には是非意識してもらいたいです。
 

 


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