不安解消!挫折せずにギターを始める方法
2020年11月26日

エレキギターやアコースティックギター
好きなバンドのギタリストやアーティストに憧れて「自分もあんな風にギターを弾いてみたい」と思う人は今も昔も多いことでしょう。
ただ、義務教育の授業の題材として扱われる歌やピアノとは異なり、ギターは私達の住む日本では少し馴染みの薄い楽器です。
演奏経験はおろか、どのようにして弾くのかもイメージ出来ない楽器を始めようと思えば、それに伴う不安も大きい事でしょう。
今回は、そんな人の為に挫折せずにギターを始めるコツと方法について紹介していきたいと思います。
1:ギターという楽器について
10代より前からギターを弾いた事があるという人は殆どいないでしょう。
冒頭にもあるように、それ程にギターは一般的には馴染みの薄い楽器です。
子どもの習い事ならピアノの方がポピュラーですよね。
しかし、ポップスやロック、ジャズ等私達が耳にする殆どの音楽にはギターが入っています。
・アコースティックギター
・エレキギター
・クラシックギター
等の種類に分かれており、一言に「ギター」と言っても
奏法や音色によって演奏されるジャンルが大きく分かれるのが特徴の1つです。
※ギターの歴史
ギターは16世紀初期にリュート属より派生した6本の弦とフレットを有する弦楽器です。ギターを含む弦楽器の誕生には「弓」の存在が大きく関係しており、ピンと張り付けた状態にある弓を音として共鳴させるために試行錯誤した結果誕生したと言われています。
こういった弦楽器の中で古くから存在していた中ではシタールやリュートが著名です。711年、イベリア半島占領を機にスペインにリュートが伝わります。
ヨーロッパと言えばクラシック音楽が大きく発展したした地域。めまぐるしい発展の末、ルネッサンス、バロックと時代を経て進化しギターへと進化・派生していく事となります。
2:ギターの選び方
前章でギターの種類について少し触れましたが、自身が演奏したいジャンルに合ったギターを選ぶべきです。
・アコースティックギター
通称(アコギ)と略されています。
弾き語りやアコースティックサウンドのバンドで使われる事が多いギターです。
ボディ中央にある穴をサウンドホールといい、弦の振動によって発生した箱鳴りを外に放出する役割を持っています。これにより、本来の弦音の音量を増大させる事を可能とします。
ギターは通常右手でピックを持ち演奏する事が殆どですが、アコースティックギターでは指で直接弾いて弾くといった奏法も多くみられます。
特にアルペジオ奏法を用いる事でピアノのように伴奏とメロディを同時に演奏する事も可能です。ギター一本でも幅広く演奏出来るのが大きな魅力と言えるでしょう。
・エレキギター
ロック系のギタリストを中心にジャズ、ブルースと幅広いジャンルで使用されています。
バンドでギターを弾きたいと言うのであれば、エレキギターの選択が妥当と言えるでしょう。
エレキギターにはアコースティックギターのようなサウンドホールは設けられていません。
その代わり、弦音を拾うマイク(ピックアップ)が搭載されており、大型のスピーカー(アンプ)に繋ぐ事で演奏する事が出来ます。アコースティックギターと比べると演奏の場を選ぶため、気軽さには欠けますが
エフェクターと呼ばれる機材を用いる事で音色を変更できる面白さがあります。
3:ギターを買ったらまずは何をするべき?
エレキとアコギ
進むべき道を決め、ギターを買ってみたはいいものの、
何を練習してどう上手くなっていったら良いのか分からず挫折。
これは良くある話です。
テレビやYoutubeで見るアーティストやギタリスト達を見ているとギターという楽器が簡単に見えてしまいますが、自分でやってみると思いの外難しく理想と現実のギャップで熱が冷めてしまうのです。
しかし、上達する道筋がしっかりと示されており、上手くなるにはどのように順序を踏んだらよいのかが分かれば身構えて練習に熱を入れる事も出来ますよね。
ギターライフにて0から1へと進む為、これから紹介する順序をしっかりと守って練習してみて下さい。
1.チューニングのやり方を覚える
2.基本となる弾き方(ストローク)をものにする。
3.基本となる7つのコードを覚える
3-1:チューニング
ギター初心者の敵は弦の張り方、そしてチューニングの時点で存在しています。
・どこまで弦を張っていいのか分からず、目一杯ペグを回して弦が切れてしまった。
・チューナーの見方が分からず、一生チューニングが合わない気がして練習する気が無くなった。
こうなってしまってはギターを弾くどころの話ではありません。
まずはゆっくりでも構いません。しっかりとチューナーの見方とチューニングのやり方を覚え、ギターが演奏できる環境を整えられるようにしておきましょう。
3-2:基本となる弾き方(ストローク)をものにする。
ギターの弾き方は様々ですが、右手にピックを持ち弾く(ストローク)が最も汎用性が高く基本となる奏法です。
憧れのギタリストが指弾きや速弾き等テクニカルな奏法をしているからと、基本から逸したところに手を付けてしまうと余程根気のある人を除いて挫折の原因となってしまいます。
まずは基本のフォームを身に付け、着実な達成感を得ながらステップアップしていきましょう。
3-3:基本となる7つのコードを覚える
ギターと言えば、左手でコードを抑える機会が最も多いです。
その中でも基本となるのが
C D E F G A B
この7つのコードです。
この他にもCm7やsus4等といったコードもありますが、まずは7つのコードを覚える事で「コードの規則性」を自分なりの解釈で体に馴染ませる事で応用の吸収率は格段に上昇します。
まとめ
ギターを始める時、周りから教えてもらったり、教祖本を買ってみたりしても中々要領を得ず諦めてしまう人が多いです。
しかし、紹介した3つの事さえ実行すれば挫折せずに楽しく上達出来るでしょう。
既にギターが部屋の飾りになってしまったという人でも、今から引っ張り出して練習してみてはいかがでしょうか。
ギター
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初心者