スタッフコラム

ギターアンプの音作りで注意する事3つ

2021年04月21日

 

 
初めてのスタジオに初めてのギターアンプ
 
それは自室でギターを弾く感覚とは全くの別物であり、難しさを感じる人も多い事でしょう。
 
バンドでギターを弾くとなると、家で練習しているよりも数倍も大きい音量を出さなければいけません。
 
今回はギターアンプで音作りをする際の注意点について解説していこうと思います。
 
1:何故ギターアンプを使うのか
 
ギターを始めたばかりの人にとってアンプの存在意義が如何様なものか気になる人も居るでしょう。
 
ギターアンプはいわば、 ギターの音を増幅させるスピーカーです。
 
ギターが本来出せる音量はバンド単位で見ると非常に小さなもので、ドラムや歌と同時に鳴らすと明らかに音量が足りません。
 
現在でエレキギターの存在は当たり前のものになっていますが、1920年代頃まではアコースティックギターのみしか存在していませんでした。
 
バンドで音楽を演奏するという概念が生まれてから、アコースティックギターでは音量が足りないという事に気付き開発されたのがエレキギターとギターアンプです。
 
ギターの弦で弾く音をマイク(ピックアップ)で拾い、増幅させる事でドラムを始めとする他楽器パートとのバランスを取る事が出来ます。
 
このようにギターアンプはギターの音量を増幅させるという目的で使用します。
 
また、私達が普段テレビやYoutube等で聞いている音楽の中で「ギュイーーン」といったギターの音が入っていますが、これもギターの生音ではなくアンプを通したエレキギター特有の音です。
 
2:自宅用アンプとスタジオ・ライブ用アンプの違い
 
楽器屋等でギターアンプのコーナーを覗いてみると、実に様々なアンプが置いてあるかと思います。
 
スタジオやライブで使用するような大きなサイズのものから、一見フィギュアなのかと思ってしまうような小さなサイズのものまである為、結局どれが良いのか戸惑う事もあるでしょう。
 
アンプの種類は大きく分けて2つあります。
 
・自宅練習用アンプ
・スタジオ・ライブ用アンプ
 
用途によって分かれていると言っても良いでしょう。
 
この2種類の間で具体的な違いは出力です。
 
アンプの出力は W(ワット数)で表され、値が大きければ大きい程大音量を出す事が出来ます。
 
自宅練習用アンプだと0~10W程、スタジオや ライブで使われるものは30~100W必要となります。
 
特に大規模なフェスやホール・スタジアム級のライブイベントであれば100W程の出力がないと迫力を出す事が出来ません。
 
逆に100Wの出力で自宅で演奏しようものなら近所迷惑で通報待ったなしです。
 
このようにアンプを選ぶ上で「用途に合った出力」を予め把握しておく必要があると言えるでしょう。
 
また自宅練習用のアンプにはチューナーやエフェクター数種類が内蔵されているものもあり、一つ持っているだけで練習がより有意義になる商品も沢山見かけます。
 
特に初心者の場合であれば、少しコストはかかっても自宅練習の優位性に課金してみるのも断然アリだと思います。
 
3:ギターアンプの音作りで注意する3つの事
 
さて、アンプについて解説してきましたが、実際に鳴らしてみると思うようにカッコいいサウンドにならないという事もあるでしょう。
 
音作りはギタリストの永遠の課題だと思いますし、良い音の追及に終わりが無いと言わんばかりに機材に投資しているプレイヤーも沢山います。
 
そんな中でギター初心者は音作りでどのような点に注意すべきなのかを解説していきたいと思います。
 
3-1:VolumeとGainの違いを理解しよう。
 
Volume(ボリューム)はその名の通り「音量」を指します。 Gain(ゲイン)も本質的な意味で言えばボリュームと同様で「音量」を指しているのです。
 
しかし、アンプ上の役割で言えば全く異なるものであるという事をまずは理解しましょう。
 
ギター特有の「ギュイーン」という音色は、ギターの音量を上げ、音を「歪ませる」事で出しています。
 
Gainを上げると音量が上がるのではなく、「ギュイーン」の度合いが上がると考えた方が良いでしょう。(アンプによってはそれ程Gain量の変化が感じられないものもあります。)
 
よりロックなサウンドを出したい場合はGainを上げるとカッコいい音が出るようになるのですが、やりすぎるとハウリングを起こしてしまうのでVolumeとGainのバランスを見て調整するのがベストです。
 
3-2:EQ(イコライザー)を理解しよう。
 
エレキギターの音作りに於いて、イコライザーの調整が最も個性とセンスが問われる部分と言っても良いでしょう。
 
イコライザーとは音の周波帯を強調及び減退させるもので、簡単に言うと「低音域を下げたり、高音域を上げたり」という操作を行うツマミです。
 
私達が普段呼んでいる(高音・低音)は周波数(Hz)で数値化されており、耳が痛いと感じる周波数を下げたり、物足りない周波数を上げたり等の調整を行います。
 
ギターアンプのツマミで記載されている周波帯は主に4つあります。
 
・BASS(低音域)
・MIDDLE(中音域)
・TREBLE(高音域)
・PRESENCE(超高音域)
 
最初にイコライザーを調整しようと思い触っても、何がどう変わったのかという点が分かりづらいと思います。
 
そういう時は単純に耳が痛い部分は下げ、違和感の感じない音を目指して調整するのがベストでしょう。
 
慣れて来たら、自分の好みの音を探してみましょう。
 
3-3:Reverb(リバーブ)を調整してみよう。
 
Reverb(リバーブ)は、カラオケで言うエコーを指します。
 
上げるとお風呂の中で歌っているような空間的な効果が得られます。上げれば上げる程弾いていて気持ち良い音にはなるのですが、聴き手からすれば違和感に感じる事も多いので程ほどにしておきましょう。
 
ツマミの3~5以下で設定するのがベストです。

 


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