スタッフコラム

【アコースティック】エレアコのメリット4つ【弾き語り】

2021年03月21日

 

弾き語りをされているシンガーソングライターの皆さんは エレアコの存在をご存知でしょうか?
 
多機能な上に意外とリーズナブルな価格で販売されているエレアコは本当にメリットの大きいギターであると感じています。
 
エレアコの持つ魅力やメリットについて深く見ていきましょう。
 
1:エレアコとは
 
エレアコとは エレキ・アコースティックギターの意を指します。
 
エレキ?アコギ?どっちなの?
 
結論から言えばアンプやオーディオインターフェース、ミキサーに繋ぐ事が出来るアコギです。
 
音はアコギ、機能はエレキ。
 
本来のアコギでは、アンプやオーディオインターフェース等の機材に接続する事が出来ません。これによるメリット・デメリットはあるのですが、エレアコであればアコギでは不可能とされている事を可能に出来るのです。
 
2:エレアコの4つのメリット
 
それではエレアコではどのような事が出来て、どのようなメリットがあるのか解説していきたいと思います。
 
2-1:レコーディングで気軽に使える。
 
前章でも説明しているように、通常のアコースティックギターではアンプやオーディオインターフェースに繋ぐ事が出来ません。
 
別にエレキギターのような音をアコギで出す必要はない。
 
そのように思われるかと思いますが、これによる影響は別にあります。
 
まず第一として レコーディングの際にもマイクが必要になるという事です。
 
レコーディングは演奏一発のライブとは違って、同じフレーズを何度も弾かなければいけない場面もあり非常に長丁場になります。
 
ここで発生する問題が周囲の生活音や雑音もマイクが拾ってしまうという事。
 
これ以上ないくらいに良いテイクが録れたのに、聴き返してみたら椅子のきしむ音や外から聞こえる車の通過音や子供達のはしゃぐ声等…。
 
私もこれによって何度泣きを見たか分かりません。
 
そんな時にエレアコがあれば、マイクを介する事がない為上記のような雑音の心配が一切なくなります。
 
但し、気を付けなければいけない点があります。
 
このようにギターをオーディオインターフェースに繋げてレコーディングする事をライン録りと言いますが、マイク録りとライン録りとでは当然録り音に違いが出ます。
 
アコギをライン録りでレコーディングすると何となく エレキギターのクリーンのような音色になります。即ちマイク録りのような暖かみがライン録りだと出しずらいという事です。
 
ライン録りでアコギをレコーディングする方はアンプシミュレーターやエフェクター等を使う事があります。
 
このように気軽に使う事が出来る分〝アコギらしさ〟が失われないよう工夫する必要が出てくるでしょう。
 
2-2:ライブでも問題なし!
 
弾き語りで演奏する分には自分の声とアコギの音のみで簡潔します。アコギの音が人間の声に埋もれて聞こえなくなるという事は無いでしょう。
 
しかし、バンド編成でアコギを演奏する場合にはどうなるのでしょうか?
 
アンプに繋ぐ事が出来ないため、当然生音かマイクを立てて演奏をするしかありません。後者の手段を使えば物理的には演奏として成り立ちますが、ライブパフォーマンスの面でマイクの影響で可動範囲が限られてしまいます。
 
このような場合にエレアコは真価を発揮すると言っても過言ではありません。アンプまたはDIに繋ぐ事でドラムやベースといった大きな音量の出る楽器パートに埋もれる事なく演奏する事が可能になるのです。
 
2-3:イコライザーが付いている。
 
イコライザーとはギターの音色をコントロールするものです。
 
BASS(低音域)
MIDDLE(中音域)
TREBLE(高音域)
 
この3つを操作する事によってライン接続によって失われてしまう 〝アコギ感〟を多少補う事が出来ます。
 
オススメの設定としては、フラットな状態から低音域を少し上げ、中音域を少し下げる。高音域はフラットのままでも問題はないでしょう。
 
飽くまでも参考です。ギターの音は環境や演奏する条件によって変化するので注意が必要です。
 
3:オススメのエレアコ5選
 
3-1:Ovation Celebrity(オベーション) CE44
 
オベーションはビジュアルが独特で人気の高いブランドで、アコギというよりもガットギターの音色に近いという少し変わったギターです。
 
勿論弾き語り等で使用しても良いですが、ギターソロやアルペジオ等単音で弾いた時の響きは絶品です。
 
価格は8万円前後と最初の一本にしては少し高めですが、生音ラインの音共にクオリティーは抜群で、コストパフォーマンス面を考慮するとお勧めしたい一本です。
 
3-2:James(ジェームス) J-500A
 
ジェームスは初心者の一本目には是非お勧めしたい一本。
 
価格は5~6万円程。正直もっと安価なモデルもありますが、全体を見渡した印象だとこのモデルが最もコストパフォーマンスに優れているかと思います。
 
特にネックの形状に癖がなく握りやすいです。弾きやすさというのがジェームスブランドの魅力の一つと言えるでしょう。
 
3-3:YAMAHA(ヤマハ) AC1M
 
楽器と言えばYAMAHAのイメージが強いかと思いますが、アコギの世界でもYAMAHAはトップのシェア数を誇ります。
 
AC1Mの価格は6万円程。
 
アンプやラインに繋いだ時の音質がかなり良く評判のモデルです。また音色に癖がなく弾き語りやバンドサウンドどんなジャンルでプレイしてもフィットしてくれる有能さを持ち合わせています。
 
3-4:Taylor (テイラー) Academy 12e
 
テイラーはアコギ界のレジェンド的存在と言えるギターブランドです。
 
エレキギターで言うGibsonやFenderのような存在で、20万円以上の価格帯のギターが立ち並ぶハイエンドブランドです。
 
しかしこのAcademyシリーズは価格9万円で〝やるなら本格的に〟と考える初心者でも手の伸ばしやすい設定となっています。
 
初心者向けであるのは価格だけではありません。
 
ナットの幅を狭める事により実現した握りやすいネック設計や、アームレスト部を設ける事により腕の疲労の軽減が考慮されている点などとにかく初心者目線で造られています。
 
今回比較する中で最も高価なギターですが、是非一度手に取ってみて下さい。
 
3-5:Morris(モーリス) G-401
 
メーカーエントリーモデルであるにも関わらず、価格は3万円程と非常に初心者向けギターに特化したブランドです。
 
安価なブランドの中でも支持が厚く、ギター本体の造り的にも問題はありません。
 
加えてイコライザーが通常3バンドであるのに対して、BASS・MIDDLE・TREBLE・PRESENCEの4バンドが搭載されている上にチューナーまで内蔵されている充実ぶり。
 
この価格帯でここまでするかと言わんばかりの仕様は初心者必見であり、出来るだけ安価に抑えたいという人にお勧めしたいです。
 

 


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