スタッフコラム

【DTM】ドラムの打ち込みをやってみよう

2021年03月21日

 

DTM作曲を行う上で避けて通れないのが「専門外の楽器の打ち込み」です。
 
特にドラムは大体の楽曲で打ち込む事になるので最も付き合いの深くなる楽器であると言えます。
 
ドラマーでもないのに打ち込みなんて無理!
 
そういう方の為に分かりやすくドラムの打ち込みについて解説していきたいと思います。
 
1:ドラムの基本であるビートを抑えよう。
 
〝ビート〟という言葉をご存じでしょうか?
 
ポピュラー音楽の世界に於いて曖昧に用いられる事が多いですが、ビートとは リズム感を指す言葉です。
 
音楽が構成される基本として
 
旋律(メロディー)
和音(ハーモニー)
律動(リズム)
 
の3つがありますが、ポピュラー音楽はクラシック音楽よりも拍子や拍感を強調して演奏する事が多く、それらの事をビートと称しています。
 
主に用いられるビートは
 
・2ビート
・4ビート
・8ビート
・16ビート
 
この4つです。
 
・2ビート
ブルースや歌謡曲等軽快な楽曲にピッタリとはまってくれるビートです。
 
・4ビート
ジャズからバラードまで幅広く用いられるゆったりとしたビートです。
 
・8ビート
バンドサウンドの楽曲ではオーソドックスなビートです。主にロック系の曲やアイドルやアニソン等の勢いがあって元気になれる楽曲に多く用いられます。
 
・16ビート
目が細かい為、ファンクやダンスミュージック等リズミカルで横揺れ系の楽曲で広く用いられています。
 
2:ドラムの基本的なフレーズ構成を理解しよう。



ドラムセットの図を見ると色んな種類の太鼓やシンバルがありますが、当然これらは全て音色と用途が異なります。
 
2-1:バスドラム(キック)
 
ドラムというパートはバンドのサウンドの柱となるものですが、バスドラムはその中でもリズムを形成する要になります。
 
これは手(スティック)で叩くものではなく、足でペダルと呼ばれる機材を踏む事によって鳴らす部位です。
 
1小節を4分音符で切り分けた時に1拍目と3拍目で入る事が多いです。
 
2-2:スネア
 
キックを柱とするならスネアは梁になる部分です。
 
音楽を聴く時に一番耳に入りやすく、ドラムの音を真似る時に無意識にスネアの部分を口ずさむ人も多い事でしょう。
 
スネアの音色はジャンルや年代のトレンドによって大きく分かれるので、ドラマーが一番拘っている部分でもあります。
 
1小節を4分音符で切り分けた時に3拍目に入ります。
 
2-3:ハイハット
 
ハイハットはビートに〝奥行〟を付加させる意味で重要な役割を果たします。
 
4分音符の場合であれば、「チッチッチッチ」というふうに4分で刻んでいるのですが、ゆっくりなテンポだと4分で刻んでいてもビートの隙間が目立ってしまい折角のカッコいい楽曲が台無しにというケースもあります。
 
ハイハットのフレージングは裏拍を意識したセンスが必要です。
 
2-4:クラッシュシンバル
 
クラッシュシンバルは通常左右に計2つセットされており(図では左に1つのみ)、これらはお互いに音色が異なります。
 
セクションのインパクトとアクセントを付加させる役割を持っています。
 
通常であればセクションの初めに入っている事が多く、サビ等の盛り上げどころで効果を発揮してくれます。
 
2-5:タム
 
ドラムの図を見るとスネアの他に3つの太鼓がありますよね。
 
左から
 
ハイタム
ロータム
フロアタム
 
と呼ばれています。
 
3つ共音色が異なり、右に行くにつれて音が低くなっていきます。
 
使いどころとしては、通常のビートというよりもオブリガート(おかず・フィル)で用いる事が多く、セクションの変わり目で16分音符で「ダダダダダダダダ」とフレーズを組むだけでも一気に楽曲のクオリティーが跳ね上がります。
 
但し、ここのフレージングによっては人体構造的に〝無理のある〟フレーズになってしまう事があるので、どのようにフレーズが組まれるのかある程度の勉強が必要となるでしょう。
 
2-6:ライドシンバル

ライドシンバルはバラードのサビなんかで入れると良い効果を生み出してくれます。
 
ロック等の勢いで押すような楽曲だと、Aメロでクローズのハイハット→サビやイントロ等の勢い付けたいところでオープンのハイハットという使い分けで事足ります。
 
しかし、バラードやジャズのような楽曲だとサビでオープンのハイハットだとうるさすぎると違和感を覚えるシーンも多々ある為、ライドに差し替えるというのが解決策になるのです。
 
3:オススメの練習法
 
3-1:叩いてみたを見る。(目コピ)

耳では聞き取りづらくても、目で見る事によって大体のフレーズの構成を理解する事が出来ます。
こういった意味でも下手に1からドラムを実際に叩いて習得するよりも、叩いてみたでの目コピの方が圧倒的に効率が良いです。
 
3-2:ループ音源を使う。

最初の内はDAWソフト内にあるループ音源を使ってみるのもありです。
直感的にイメージに近いビートやフレーズを短時間で選ぶ事が出来ますし、使用しているうちに自分の中に芽生える「もっとこうしたい」がいつの間にか打ち込めるようになるという成長に繋がる事もあります。

 


ドラム 打ち込み DTM