スタッフコラム

5~10万円台の中級者向けギターの特徴

2021年06月28日

 

ギターを始めてから月日が流れ、プレイにも余裕が見えてきた段階で誰しもが思う事でしょう。
 
〝もっと良いギターが欲しい〟
 
初心者用のギターは安く手に入りますが、サウンドや造りの面で〝それなり〟のものである事は否めません。ギターにある程度慣れてきた耳では納得いかない事も多いでしょう。
 
今回はそんな方の為に、中級者向けのギターについて解説していこうと思います。
 
1:初心者ギターと中級者ギターの違い
 
最初に言ってしまうと、初心者ギターと中級者ギターとの間には明確な境界線はありませんが、俗に言う〝初心者ギター〟とはギターをこれから始めるというビギナーをターゲットとして販売されている初心者用ギターの事を指します。
 
特徴としては、初心者でも手を出しやすい価格帯にあり、1~3万円程度で購入する事が出来ます。
 
決してクオリティーの高いものではなく、飽くまでも 〝初心者のお試し〟程度のものではありますが、メーカーによってはアンプやシールドや教則本等エレキギターを始める上で必要なものが同封されている初心者セットを販売しているところもあります。
 
対して中級者向けのギターは5~10万円程度。
 
飽くまでも私個人としての感想ではありますが、この価格帯が〝エレキギター〟としてのクオリティーの最低基準だと思っています。
 
エレキギターの有名なブランドとしてFenderやGibson、Paul reed smith(PRS)が挙げられますが、これらのブランドで購入できるギター(スタンダードモデル)の相場は18~30万円程です。
 
これを高いか安いかを判断するのは人にもよるでしょうが、プロの現場で〝良いサウンド〟として重宝されているのは紛れもなくこの価格帯より高いものばかりです。
 
よほど偏った拘りのあるミュージシャンでもない限り、10万円以下のギターを使用する事はありません。
 
また趣味の範疇であっても、初心者用ギターでは
 
・チューニングが合わない
・造りが雑
・弾いていたらパーツが破損した
 
等の問題が生じる可能性が高いのです。
 
現在初心者用ギターを使用している人が居るのであれば、安かろう悪かろうで割り切った上で、ある程度ギターに慣れてきたら中級者向けのギターに買い替えるべきだと言えるでしょう。
 
2:中級者向けギターの特徴
 
中級者向けギターの特徴について具体的に解説していきたいと思います。
 
2-1:コストパフォーマンスに優れたものが多い
 
5~10万円の価格帯のギターはメーカー毎の製造ルートの関係性によりコストパフォーマンスに優れたギターが多いです。
 
勿論、GibsonやFenderのエントリーモデルと比較すると見劣りはしてしまうものの、造りが良く長期的に使えるものが多いです。
 
ギターボディの鳴りやピックアップの音に関しても、1~3万円の初心者用ギターの価格帯のものとは比べ物にならないくらい質の良いものが多く、一本所持しておくだけで本格的にライブ演奏やレコーディング等も行えます。
 
2-2:多機能
 
この価格帯のギターを語る上で〝多機能〟というメリットを外すことは出来ません。
 
5万円以上のギターから、多様なジャンルの曲で対応できる機能性を併せ持つものを多く見かけます。
 
特筆して言うと、コイルタップスイッチと呼ばれるものを挙げたい。
 
ギターのピックアップ(弦の音を拾うマイク)は基本的にシングルコイルとハムバッカーの2種類あります。
 
単純にマイクの数が1つ(シングルコイル)か2つ(ハムバッカー)かの違いなのですが、この要因によって出力が異なり、ジャンルや曲風によっての使い分けが重要になります。
 
しかし、コイルタップスイッチを搭載する事によって1つのピックアップでシングルコイルとハムバッカーの2種類を瞬時に切り替える動作が可能になります。
 
即ち、コイルタップスイッチがある事によって、一本のギターでより多くのジャンルの曲を演奏する事が出来るのです。
 
特に初期の段階だと所持出来るギターの本数も限られると思います。そんな時にこのような多機能なギターを一本持っているだけで演奏の幅も広がるし心強いですよね。
 
2-3:有名ブランドのSE版がある
 
GibsonやFender等有名なブランドがリリースしている廉価版シリーズはこの価格帯で購入する事が出来ます。
 
Gibsonで言えば、「melody」と呼ばれるシリーズ。Fender JapanのストラトキャスターやPRS SEシリーズもこれに含まれます。
 
飽くまでも廉価版ですのでスタンダード等のシリーズに比べるとクオリティーは落ちますが、名折れする事のないクオリティーは約束されているので非常にオススメです。
 
まとめ
 
初心者用ギターに不満を感じているのであれば、5~10万円の価格帯にあたる中級者向けギターに目を向ける事をオススメします。
 
・コストパフォーマンス
・多機能
・有名ブランドの廉価版
 
この3つの点からよりハイクオリティーなギターで演奏を楽しむ事が出来るでしょう。
 
本記事の内容を是非とも皆さんのギターライフに活用して頂きたいです。

 


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