スタッフコラム

腹式呼吸とは?メリットと発声方法について

2021年06月28日

 

 
「歌の上達」を視野に入れている人も多いのではないでしょうか?
 
カラオケやYoutube・SNS上等歌を披露する場が多く存在するからこそ生まれる向上心もあると思いますし、その想いとても尊いものです。
 
〝呼吸を制する者は歌を制する〟
 
歌唱の道の根底には呼吸が強く根付いていると言えます。
 
今回はその中で最もポピュラーな腹式呼吸について触れていきたいと思います。
 
1:腹式呼吸とは
 
歌は〝喉〟から出るもの。
 
この考え方は〝歌を極めたい〟と思うのであれば早々に捨て去らなければいけないと言っても良いでしょう。
 
歌唱という行為は言わば身体全体を駆使して行われていると言えるものです。
 
勿論人の声というものは当然「喉」から出てくるものではありますが、無意識の内に鼻や腹筋、その他筋肉や喉周りの部位を使って発声という行為をしています。
 
主として存在している呼吸法は2つ
 
・胸式呼吸
・腹式呼吸
 
専門用語のように聞こえますが、実は普段私達が生活する上で自然に行われている呼吸です。
 
胸式呼吸は肩肺上部で呼吸を行う事を指し、普段の呼吸で無意識に行われています。但し、胸式呼吸は胸部に余分な力が入ってしまう為、歌唱時の体力を奪ってしまうというリスクがあります。
 
腹式呼吸は肺の下部を使い呼吸する事を指します。
 
体に入ってしまう余分な力を抜く事で歌声のコントロールや高音やロングトーンを安定させる際に役立ちます。
 
但し、腹式呼吸は就寝時やリラックス時等の無意識な状態で行われており、普段の生活で行うには意識的にならなければいけません。
 
一定量の息を狙って出せるようになるには相応の練習が必要となるでしょう。
 
2:腹式呼吸を会得するメリットについて
 
1章でも少し触れたように、普段の生活で無意識に行っている胸式呼吸では無駄な力が入ってしまい効率的な歌唱が出来なくなってしまいます。
 
歌っている状況というのは普段の生活を逸脱した行為と言える為、鍛錬と効率に目を向ける事がなければ長時間歌い切る体力は得られないでしょう。
 
カラオケで一曲目は調子良く歌えていても2曲目、3曲目でペースダウンしていき、どんどん高い音域の音が出なくなったり声が裏返ってしまったりといった経験はありませんか?
 
プロの歌手はライブで20曲近く歌い切るのに比べて、2、3曲程度で全然歌えなくなってしまうのは何故なのか疑問に思う事があるでしょう。
 
この要因の一つとして、喉を使い過ぎているという点が挙げられます。
 
音楽活動をしているシンガーソングライターであっても、カラオケを趣味として楽しむ人であっても、短時間しか万全のコンディションで歌う事が出来ないとあれば少し寂しいですよね。
 
これを克服し可能にする為にも、腹式呼吸を会得すべきなのです。
 
3:腹式呼吸のやり方3ステップ
 
①仰向けになり、胸と腹部に手を当てます。この時膝を立てると横隔膜の動きがスムーズになります。
 
②腹部を凹ませながら息を吐く。
苦しいと感じても体内にある空気の全てを出し切るイメージを持って行いましょう。〝ゆっくりなペース〟を意識して行う事が何よりも重要です。
 
③腹部を膨らませながら息を吸う。
この時に意識して欲しいのが鼻からゆっくりと息を吸い込む事。胸部が膨らんでるようであれば、腹式ではなく胸式呼吸になっているサインなので注意しましょう。
 
4:更なる上達を望むならボイトレに通おう
 
ここまで読み進めてもらった上で、歌に対する関心が深まった、あるいはもっと歌を極めたいと思ったと感じた人は迷わずボイトレに通ってみるべきです。
 
ボイトレに通うメリットは人それぞれにフィットした処方箋を出してくれる事。
 
インターネットの普及した昨今、得たい情報は全て検索で…という人が老若男女問わず増えましたね。
 
しかし、インターネット上に転がっている情報は飽くまでも不特定多数に向けられたもの。もっと言えば正確な情報か否かの区別も付きずらいというデメリットがあります。
 
〝腹式呼吸〟に於いても、「なんだそれ」と概ねの情報を仕入れる事は出来ても独学でものにするにはハードルが高い人も多いと思います。
 
ちょっとした語弊や違いが〝上達の妨げ〟や〝喉を傷める〟事に繋がってしまえば本末転倒です。
 
あなたに合った正しい処方箋をもらい、より手っ取り早く自分の理想に近づくにはボイストレーニングに通う事が最大の近道と言えるでしょう。

 


ボイトレ 腹式呼吸