「DTM初心者はGarageBandから始めるべき?」現役が教えるメリットとiRig活用法
これから音楽制作を始めたいと考えている人が、まず最初に直面するであろう壁は、なんと言っても「DAWソフト」の選定でしょう。
しかし、世に蔓延する音楽が無数に存在するように、音楽制作の環境も様々であり、正解はありません。
そこで本記事では、最も手軽に手に入れることができる作曲アプリケーション「GarageBand」について解説していきたいと思います。
1. GarageBandとは
GarageBand(ガレージバンド)は、Appleから提供されているDAWアプリケーションです。

AppleのDAWといえば「Logic Pro」が著名ですが、GarageBandはその「お手軽版」にあたります。かつては有料アプリでしたが、近年は無償で手に入るようになりました(※追加音源等は課金が必要な場合があります)。
性能面ではLogic Proと比べれば差があるものの、DTMを行う上での最低ラインの機能は網羅されています。まさに音楽制作初心者にとって最良の教材と言えるでしょう。
GarageBandでできること
- 作曲
- アレンジ
- レコーディング(※別途iRig等のインターフェースが必要)
iPhone一つでこれだけのことができてしまいます。プロの現場においても、共有用のデモ音源を制作する上では全く問題のないスペックです。
2. GarageBandがオススメな本当の理由
私がDTM初心者にGarageBandを推奨する理由は、単に「無料だから」だけではありません。
2-1. ループ音源を使用した感覚的操作が可能
Logic ProやGarageBandには、「ループ音源」というものが収録されています。これはプロのミュージシャンが演奏したワンフレーズを録音したデータのことです。

これらを小節ごとに組み合わせていくことで、音楽の知識がなくても感覚的に楽曲を制作できます。
活用のポイント
「ピアノは自分で弾いて録音できるけど、ドラムのアレンジがわからない……」といった際に、ドラムのループ音源を切り貼りして補完するといった使い方が非常に便利です。
ドラム、ベース、ギターといった定番楽器から、バイオリン、フルート、さらには和太鼓などの民族楽器まで網羅されているため、知識に自信がないうちはループ音源を使って勉強するのが良いでしょう。
2-2. 場所を選ばない機動力
作曲といえば「部屋に缶詰め」というイメージがあるかもしれません。しかし、iPhoneで気軽に作業できるのは大きな強みです。カフェでイヤホンを付けて作業する、といった有意義な過ごし方も可能です。
また、GarageBandとLogic Proには互換性があるため、以下のようなワークフローも組めます。
- 外出先:iPhoneのGarageBandでフレーズを作る
- 帰宅後:MacのLogic Proに取り込んで本格的に仕上げる
2-3. iRigがあれば本格レコーディングも可能
「iRig」は、スマホと接続できる小型のオーディオインターフェースです。これがあれば、以下の楽器をiPhoneに繋ぐことができます。

- マイク
- ギター
- キーボード
近年発売されているモデルは音質も向上しており、スマホ録音とは思えないハイクオリティなサウンドが得られます。DTM入門には最適なアイテムです。
3. 少ない選択肢だからこそ「直感」で学べる
GarageBandでできることは、決して多くはありません。あくまで音楽制作の「最低限」を満たすものと考えてください。
しかし、選択肢が少ないからこそ、初心者は迷わずに挑戦できるのです。
例えば、上位版のLogic Proではドラム音源だけで20種類以上存在します。右も左も分からない状態でその選択肢を突きつけられれば、混乱して挫折してしまうかもしれません。
少ない選択肢の中から「ぼんやりとした自分の好み」を選び取っていけるGarageBandは、絶好の入門環境であると断言できます。
まとめ
GarageBandを通してできることは、主に以下の3つです。
| 機能 | 内容 |
| 作曲・アレンジ | ループ音源を組み合わせて直感的に制作 |
| 機動力 | iPhone一つで、場所を選ばずどこでも制作 |
| 拡張性 | iRig接続で本格的な楽器・歌のレコーディング |
広く浅く、色んなことにチャレンジできるGarageBandは、これからDTMを始めたい人にとって最適な教材です。
まずはこのアプリを触り倒して、あなたのDTMライフをスタートさせてください。
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