メジャーキーとは?音楽理論の基礎から学ぶ音階の仕組みと「明るい」響きの秘密【名曲10選】
キー(調)について疑問を持つ人は音楽初心者の中でも多い事でしょう。
特に楽曲制作の道を目指す者であれば、音階やコード理論に関する知識は避けては通れない分野。早い段階で身に着けておきたい知識と言っても過言ではありません。
今回紹介する内容をしっかりと押さえましょう。
1.メジャーキーとは
キー(調)とは、音楽を作る上でのルールの一つだと思ってください。

ただ適当な音を並べても不調和な音の羅列になってしまうため、音楽を作る上でどの音を使うかをまずは決める必要があるのです。そのキー(調)を理解するには、まずスケールを理解する必要があります。
スケール(音階)の基本
スケールとは音階を指す言葉です。音楽を構成する上で音の並び方によって楽曲の表情や雰囲気が異なります。
- メジャースケール: 全般的に「明るい」印象を与えるスケール(長調)
- マイナースケール: 全般的に「暗い・悲しい」印象を与えるスケール(短調)
最も身近なもので言えば、誰もが知る「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」は、Cメジャースケールの規則性で並んでいるものとなります。
1-1. 調(キー)とは
「Cメジャースケール」という言葉に出てくる「C」は英語表記です。一般的に使われるイタリア語と対応させると以下のようになります。
| イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
| 英語 | C | D | E | F | G | A | B |
調(キー)は主音を基に並ぶ音の組織のことを指します。つまり、「C(ド)」を主音として構成されているスケールがCメジャースケールです。
1-2. メジャースケールの規則性
ドレミ…のような音階は、決して適当に並んでいるわけではなく、明確な規則(インターバル)に基づいて構成されています。

私たちがよく知る音階は7つの音ですが、半音(#や♭)を含めると音階は全部で12個存在します。
12の音階:
ド - ド# - レ - レ# - ミ - ファ - ファ# - ソ - ソ# - ラ - ラ# - シ
この12個の中から、特定のルールで7音だけが選抜されたのがメジャースケールです。メジャースケールは、以下の「全音」と「半音」の並び方で成り立っています。
メジャースケールの並び順
- 全音(2つ隣の音)
- 全音
- 半音(1つ隣の音)
- 全音
- 全音
- 全音
- 半音
【Cメジャースケールの場合】
「ド」を起点にこのルールを適用すると、ちょうどピアノの白鍵部分である「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」が選ばれます。
【Dメジャースケールの場合】
「レ」を起点に同じルールを適用すると、選ばれる音は以下のようになります。
レ - ミ - ファ# - ソ - ラ - シ - ド# - レ
このように、キーによって「使って良い音」が決まるため、キーがCメジャーの曲で「ド#」などを弾くと不協和音に聞こえてしまうのです。
2.メジャーキーで構成されている名曲10選
メジャーキーは聴き手に明るい印象を与えるため、ポジティブなポップスに多用されています。同じメジャーキーでも、アーティストのスキルやセンスによって多様な表情を見せてくれます。
- スピッツ / チェリー(Cメジャー)
- 米津玄師 / Lemon(Bメジャー)
- コブクロ / 蕾(Dメジャー)
- あいみょん / マリーゴールド(Dメジャー)
- Official髭男dism / Pretender(A♭メジャー)
- GLAY / HOWEVER(Cメジャー)
- The Beatles / Let It Be(Cメジャー)
- Stevie Wonder / Isn’t She Lovely(Eメジャー)
- Bruno Mars / Treasure(E♭メジャー)
- Mariah Carey / Hero(Aメジャー)
まとめ
音階や調は、まるで数式のような規則に沿って構成されています。
文字だけだと理解が追いつかないという方は、ぜひ**ピアノの鍵盤(または鍵盤アプリ)**を使って、全音・半音の間隔を実際に確認してみてください。
本記事で紹介した基本を、これからの有意義な作曲ライフの糧としていただければ幸いです。
無料体験レッスンも随時実施中です。
この機会に、プロの指導を体験し、あなたのピアノ演奏を次のステージへ進めてみませんか?
お気軽にお申し込みください。